ベトナム絹絵保存修復プロジェクト
痛みが深刻だったベトナムの宝をビスコテックスで蘇らせる。
痛みが深刻だったベトナムの宝をビスコテックスで蘇らせる。
ベトナム絹絵画家グエン・ファン・チャン絵画保存修復プロジェクト第3弾にて、独自のデジタルプロダクションシステム「Viscotecs(ビスコテックス)」を駆使し、絵画を蘇らせる一助を担いました。
ベトナムの「国の宝」と言われる画家グエン・ファン・チャンの絹絵は、絹地に水彩で描かれ、何度も画面を洗浄しながら描くという独特の手法のため、温湿度や光の影響を受けやすく、高温多湿のベトナムでは傷みの進行が懸念されていました。
2011年はじめに、日本の高度な技術で家族のために遺した貴重な作品を修復するプロジェクトが立ち上がり、修復は海外でも評価が高い日本の絵画保存修復家岩井希久子氏の手に委ねられスタートいたしました。
当社Viscotecs(ビスコテックス)は、これまでも美術品の再現やレプリカ製作にその技を駆使してきた実績があり、今回の第3弾プロジェクトにおいてベトナムより持ち帰った傷んだ絹絵を蘇らせるべく、Viscotecs(ビスコテックス)を駆使しお手伝いをいたしました。